SNSや友人との会話で「今日の推し、ビジュが良すぎてメロい…」なんて言葉を耳にしたことはありませんか?
なんとなく「すごく好き」な感じは伝わるけれど、「『好き』や『かわいい』とどう違うの?」「どういう場面で使うのが正解?」と、実はよくわかっていない人も多いかもしれません。
この記事では、そんな「メロい」という言葉の意味や語源から、恋愛・推し活シーン別の具体的な使い方、使うときの注意点まで、例文を交えてわかりやすく解説します。
この記事を読めば、あなたの「好き」の気持ちをもっと豊かに表現できるようになり、友人との会話やSNSでの投稿がさらに楽しくなるはず!
「メロい」ってどういう意味?
「メロい」とは、特定の人やキャラクターに対して、愛情や好意が極度に高まり、夢中で骨抜きにされている状態を指すスラングです。
「大好き」という言葉以上に、相手の魅力に心を奪われ、理性を失うほど夢中になっている様子を表現するときに使われます。「デレデレ」「ベタ惚れ」といった言葉のニュアンスに近いと考えるとわかりやすいでしょう。
相手の言動ひとつひとつに心がとろけるような、甘い感情を表現するのにぴったりの言葉です。
語源は音楽用語の「メロウ(mellow)」
「メロい」の語源は、英語の「mellow(メロウ)」だといわれています。
「mellow」はもともと、果物などが「熟している」という意味を持つ単語ですが、音楽の文脈では「豊かで美しい」「柔らかく心地よい」といった意味で使われます。ゆったりとした心地よい音楽を「メロウな曲」と表現したりしますよね。
この「心地よくてとろけるような感覚」が転じて、恋心で心が満たされ、とろけるような気持ちになる状態を「メロい」と表現するようになったと考えられています。
「好き」や「かわいい」とはどう違う?
「メロい」は「好き」という感情の一種ですが、少しニュアンスが異なります。
- 好き・かわいい:相手に対する感情や評価を直接的に伝える言葉。「〇〇くんが好き」「このキャラクターがかわいい」など。
- メロい:相手の魅力によって、**自分が「どういう状態になっているか」**を表現する言葉。「(〇〇くんの魅力に)私はメロメロになっている」という、自分の状態に焦点が当たっています。
「好き」が募った結果、相手に完全に心を奪われてしまった状態が「メロい」と表現できるでしょう。
【シーン別】「メロい」の使い方を例文でチェック!

それでは、具体的にどのような場面で「メロい」を使えるのでしょうか。ここでは、恋愛と推し活のシーンに分けて、具体的な使い方を例文とともに紹介します。
恋人や好きな人に対して使うとき
パートナーや好きな人への愛情が溢れる瞬間に使えます。本人に直接伝えるというよりは、SNSに投稿したり、友人に話したりするときに使うことが多い言葉です。
【例文】
- 「普段はクールな彼が、私にだけ見せてくれる笑顔にメロい」
- 「電話越しの『おやすみ』が優しすぎて、メロい以外の感情がない」
- 「サプライズでプレゼントを用意してくれるなんて…。本当にメロい」
- 「〇〇くん、私が話すときいつも目を見てくれるからメロっちゃう」
「推し」に対して使うとき
「推し活」をしている人たちの間では、「メロい」は頻繁に使われる言葉です。ライブやSNS、雑誌などで推しの新しい一面を見たときの高ぶる感情を表現するのに最適です。
【例文】
- 「今日のライブのビジュアルが神がかってて、完全にメロい」
- 「推しの不意打ちウインクは反則。一瞬でメロいオタクになった」
- 「新曲のMV、切ない表情のアップで抜かれる度にメロい…」
- 「ファンへの感謝を自分の言葉で伝えてくれる推し、人間性が好きすぎてメロいです」
第三者の様子を表現するとき
少し珍しい使い方ではありますが、自分だけでなく、恋に夢中になっている友人の様子などを表現するときにも使えます。
【例文】
- 「〇〇ちゃん、彼氏の話をするとき、いつもメロい顔してるよね」
- 「部長、奥さんの手作り弁当を嬉しそうに食べてて、すごくメロいなって思った」
「メロい」を使うときの注意点
とても便利な「メロい」という言葉ですが、使うときには少しだけ注意したい点もあります。
親しい間柄で使うのが基本
「メロい」は若者言葉・スラングの一種です。そのため、友人や恋人、SNSなど、親しい間柄やカジュアルな場面で使うのが基本です。
職場の先輩や上司など、目上の方との会話や、フォーマルな場で使うのは避けた方が無難でしょう。相手やTPOをわきまえて使うことが大切です。
相手によっては意味が伝わらないことも
SNSを中心に広く使われるようになってきましたが、世代や普段使っている言葉によっては、まだ意味が浸透していない場合もあります。
もし相手が「メロいって何?」という反応だった場合は、「〇〇に夢中ってことだよ」と、わかりやすい言葉で説明してあげると親切です。
まとめ
「メロい」は、好きな人や推しへの「好き」が溢れて、夢中でとろけるような気持ちになっている状態を表す言葉です。
- 意味:相手に夢中で骨抜きにされている状態
- 語源:音楽用語の「mellow」
- 使い方:恋愛や推し活で、愛情が極まったときに使う
- 注意点:カジュアルな言葉なので、親しい間柄で使う
これまで「大好き」としか表現できなかった感情も、「メロい」という言葉を使えば、より具体的に、そして今っぽく伝えられるようになります。
ぜひあなたも、恋人や推しへの気持ちが高まったときに「#メロい」という言葉を使ってみてはいかがでしょうか。
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